2015年7月23日木曜日

Virtual Box にインストールした Arch Linux のGUI環境を構築する

1 Virtualbox GuestAdditionsのインストール


pacman -S でインストールできるので、楽チン。

$ sudo pacman -S virtualbox-guest-utils

※ xorg-server も同時にインストールされた。
※ インストールの際の選択はデフォルト(mesa-libgl)を(何も入力せずにエンター)

2 Virtualboxの関連モジュールの自動起動設定


起動時にVirtualboxの関連モジュールが自動でロードされるように設定する。

まず、virtualbox.conf を新規作成する。

$ sudo vim /etc/modules-load.d/virtualbox.conf

ファイル中に、以下の三行を追記する。
vboxguest
vboxsf
vboxvideo

xorg-server 関連パッケージのインストール


xorg-server、xorg-server-utils、xorg-xinit、xterm をインストールする。

$ sudo pacman -S xorg-server xorg-server-utils xorg-xinit xterm

※ virtualbox-guest-utils のインストール時にインストールされているので、xorg-server は省いても良い。

4 ディスプレイマネージャのインストール


ディスプレイマネージャ『lightdm』をインストールする。GUIでのログインが可能になる。

$ sudo pacman -S lightdm lightdm-gtk-greeter

※ 最初、ディスプレイマネージャには『SLiM』を使用するつもりだったが、Wiki に、活動停止中なので他のディスプレイマネージャを使うよう警告が出ている。

5 デスクトップ環境のインストール


デスクトップ環境には、xfce4 を選択した。
VirtualBox 上で動かすので、それなりに軽い環境が良いと思う。

$ sudo pacman -S xfce4 xfce4-goodies gamin

※ インストールの際の選択はデフォルト(all)

xfce4 の起動確認

$ startxfce4

6 ディスプレイマネージャの自動起動を設定


$ sudo systemctl enable lightdm.service

もし複数のデスクトップ環境をインストールしていたら、lightdm の起動画面でどれを起動するか選択できる。


以上で、GUI環境で起動できるようになった。

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