2015年7月11日土曜日

Virtual Box に Arch Linux をインストールしてみる その1

表題の通り、Virtual Box に Arch Linux をインストールしてみたので、メモ。
wiki のビギナーズガイドに基いているが、自分の環境や設定に必要な部分だけ抜き出してみた感じ。

1 準備


新規仮想マシンを作成しておく
UEFIで使用するので、システム設定で『EFIを有効化』にチェックしておく。
システム設定で『ハードウェアクロックをUTCにする』にチェックしておく。


2 起動


EFIでブートした場合、起動方法の選択画面の後で真っ黒な画面が暫く続くが、待っていればちゃんと起動する。




3 キーボード設定


インストール中のキーボードレイアウトを、jp106にする。
れをやらないと、インストール中のコマンド入力で困る( "|"とか)。

# loadkeys jp106 


4 パーティショニング

パーティションテーブルについては、以下の通り公式wikiに説明がある。
パーティションテーブルには2種類あります:
MBR: BIOS 環境で使用されます (別名 "msdos")
GPT: UEFI 環境で使用されます
この度はUEFI環境とするので、パーティションテーブルにはGPTを用いる。

パーティションの構成


以下の通りにする。

  • EFI System Partition・・・512MB
  • スワップ領域・・・2GB(2048MB)
  • / (ルートパーティション) ・・・その他全領域

記憶デバイスの確認
# lsblk | grep -v "rom\|loop\|airoot" 
lsblk だけだと、インストールメディアの情報も出力されるので、分かり難い。

NAME            MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT 
sda                    8:0      0     24G  0  disk 


パーティショニング


partedを用いてパーティショニングを行う。

# parted /dev/sda  < partedの起動
(parted)  < #から(parted)に切り替わる

(parted) mklabel gpt < パーティションタイプをgptに指定
(parted) mkpart ESP fat32 1M 513M  < EFI System Partition を512M確保
(parted) set 1 boot on  
(parted) mkpart primary linux-swap 513M 2561M  < 2GBのswap領域
(parted) mkpart primary ext4 2561M 100%  < 残りは/に
(parted) quit 

この時点でもう一度記憶デバイスを確認すると、以下のように表示された。



ファイルシステムの作成


作成したパーティションを以下のようにフォーマットする。

# mkfs.vfat -F32 /dev/sda1  < EFIシステムパーティションは、FAT32でフォーマット
# mkswap /dev/sda2
# mkfs.ext4 /dev/sda3 < sda3はext4でフォーマット



続きは次回






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